ミャンマー雑感-2


「ミャンマーの宿が高い」という話は散々聞いていたけれど、東南アジアの他の国と比べると、アメニティに対する費用感では本当に高いな、と感じた。
事前にWEBで調べていた情報より軒並み値上がりしていて、2~3年前の情報との比較では、倍以上に値上がりしている宿もあった。ただし、値上がりに比例して中身も充実してきているかというと、どうもそんなことは無いらしい。
この理由は、ここ数年、海外からの旅行者とビジネスマンが急増し、宿が慢性的に不足していることによる高騰だったり、USドル獲得を目指す国としての政策的な施策 云々…などという話も聞いたけれど、本当のところはわからない。

もうしばらくは、更に値上がりしていく可能性も考えられる。中身は変わらないまま。だけど一方で、ヤンゴンやマンダレーでは、ホテルの建設ラッシュが進んでいるという話も聞くし、今は宿側の売り手市場でも、そのうち需要と供給のバランスが取れてくれば「このコンテンツでこのコストは無いでしょ」という客側の選択権にも重みが出て来て、値段が下がるか、値段に応じた充実度を備えた宿が増えてくることは十分に考えられる。
もしかすると、外国人旅行者にとって、今のミャンマーは、旅をし辛い環境なのかもしれない。(宿の値段に限らず、「数年前はもっと良かったのに…」という話を何度か聞いた)

とはいえ、わたしが最後に訪れたインレー湖畔の街では、「一番安いシングルは空いていない」と言われたけれど代わりに空いていたダブル・ルームにシングル料金で泊まらせてくれた上、チェックインしたのが早朝だったため、その朝の朝食までつけてくれた。こんなこともあるのだから、一概に「売り手市場で、客は損ばかり」とは言えない。結局、その宿のホスピタリティ精神に依るところが大きいのだと思う。

ミャンマーには情報不足の割にイメージばかり大きく膨らませて来てしまい、予想外の出来事も多かったけれど、今まさに激動の中にあって、3年後と言わず、1年後に来ても大きく変わっている可能性のある国という意味ではこの時期に来て、感じることができて良かった。