旅の記録

旅の始まりはバンコクから

旅をするにあたって、あまりにも心もとない英語力をなんとかする目的で、一ヶ月間だけフィリピンの英語学校で、駆け込み修行に勤しんだ。長期の旅人の間ではもはやお馴染みになりつつある”語学留学 + 旅” 。残念ながら「たった一ヶ […]

1件のコメント

バンコクのバス事情

バンコク滞在中、何度か路線バスに乗る機会があった。バスには運転手の他に車掌が乗っていて、乗客が乗り込むと、一人ひとりの席に料金を回収しにやってくる。これが、見ていて何とも不思議で歯がゆい。 わたしが乗ったバスはどこで乗り […]

コメントなし

チェンマイの午後

バンコクを早々に後にして、タイ北部の古都チェンマイへ。 例によって、ほとんど予習しないまま来てしまったので、バンコクの宿で知り合った日本人の旅人から教えてもらった日本人経営のゲストハウスへと向かった。 このゲストハウスと […]

コメントなし

ラオスで日本語を学ぶお坊さん

ラオスのルアンパバーンは世界遺産にも登録されていて、最近は観光都市として人気が出てきていると聞くけれど、人の雰囲気がとてものんびりしている。マーケットの売り子もトゥクトゥクの客引きも、これまで経験した東南アジアの他の都市 […]

1件のコメント

ナイトマーケット

ラオスに来てからというもの、子供の可愛さ、特に可愛い女の子が目にとまってしかたない。 普段は決して子供好きとは言い難い自分が、ここへ来て以来、思わず写真を撮りたくなるほどカワイイと思う子供たちを何人も見かけた。 といって […]

1件のコメント

エレファント・ライディング

エレファント・ライディング(象乗りトレッキング)を、ルアンパバーンのツアー会社で申し込んで体験した。 タイのバンコクでもチェンマイでも同様のツアーをあちこちで見かけてはいて、けれど一人旅の身では一向に食指は動かなかった。 […]

1件のコメント

ランプーンとの日々-1

旅を始めた当初、ラオスに来るつもりは全くなかった。 ところが、タイで出会った日本人の何人もがラオスを目指していたことと、バンコクからチェンマイまで大急ぎで移動してきたので、このままミャンマーに向かってしまうと、”決められ […]

1件のコメント

ランプーンとの日々-2

ランプーンとの出会いによって、シーパンドンでの2日間は、わたしにとって特別なものになった。 ボート乗り場で初めて彼女を見たとき、わたしは彼女のことをヨーロッパのどこかの国(予想はスペイン)からの旅行者だと思っていた。なん […]

1件のコメント

ランプーンとの日々-3

シーパンドンでの3日目の朝、「この2日間で十分満足したよね」と言い合って、わたしとランプーンはビエンチャンへと戻ることに決めた。 行きはビエンチャンから寝台バスに一人揺られてきたのに、それから3日後の帰りは、出会ったばか […]

コメントなし

Galleryとの出会い

ビエンチャンに来てからというもの、もう一週間以上、わたしは毎日絵を描き続けている。 もともと、ここビエンチャンのことは、シーパンドンへ行くための中継地点としてしか考えていなかった。ルアンパバーンからシーパンドンまで、バス […]

1件のコメント

ギャラリーを取り巻く人々

シーパンドンからビエンチャンに戻って来て、すぐに風邪を引いた。熱はそれほど上がらなかったものの、咳と鼻水にひどく苦しめられた。「治るまでは長距離移動は控えよう。」と、この風邪を口実に、すっかりわたしはビエンチャンに居座る […]

1件のコメント

旅の再開

ギャラリーに2週間以上通いつめて、わたしは10枚の絵を描き上げた。 ルアンパバーンでElephant Ridingを体験して以来、激しく愛情を感じる象の絵を、何枚も描いた。 子供のころ絵を描くことが大好きで「大きくなった […]

1件のコメント

ロンジーに魅せられて

ミャンマーに来てからというもの、男性のロンジー姿から目が離せない。 ロンジーは「ミャンマーの伝統的な民族衣装」とよく言われるけれど、老若男女、今でも身に着けている人は大勢いて、日本の着物とは違い、現役の普段着なのだ。 女 […]

1件のコメント

ミャンマーの深夜バス

ミャンマーに来てから、都市間の移動は、全て深夜バスを利用した。バスや列車を利用するメリットは、コストを抑えられることもあるけれど、本当は、飛行機のようにひとっ飛びではなく、点と点を線で結ぶように移動することで、見知らぬ土 […]

コメントなし

ミャンマー雑感-1

「この旅が実現できるとしたら、絶対にミャンマーに行きたい」と声高に言っていた割に、ミャンマーについてほとんど知識が無いままやって来た。 ここ数年、民主化と経済開放が急激に進み、日本を含む先進国が熱い視線を寄せているという […]

コメントなし

ミャンマー雑感-2

「ミャンマーの宿が高い」という話は散々聞いていたけれど、東南アジアの他の国と比べると、アメニティに対する費用感では本当に高いな、と感じた。 事前にWEBで調べていた情報より軒並み値上がりしていて、2~3年前の情報との比較 […]

コメントなし

世界一周について、考えてみた

マンダレーの宿で、世界一周経験者に出会った。 この旅を始めてから世界一周をめざしている人と何人かすれ違ってきたけれど、経験者に出会ったのは初めて。彼は8年前の29歳の時にスタートし、約2年かけて世界を巡った人だった。 「 […]

コメントなし

バンコクで髪を切る

ミャンマーの後、大好きになってしまったラオスに戻って、また2週間以上、絵を描く日々を過ごした。ビザ無し滞在期限がギリギリ過ぎてしまったため、オーバースティのペナルティ・フィーまで支払ってまだ性懲りもなく離れがたい気持ちを […]

コメントなし

写真について、思うこと

この旅で一眼レフにデビューすることは、かなり早い段階から決めていた。 決めていたわりに、6年前に買ったコンデジを特に機能も気にせずに使い続けていたくらいなので、どんなカメラが良いのか、どんなモノなら自分に使いこなせるのか […]

コメントなし

出発

ミャンマーから戻って来て再びラオスを訪れた時、一度目の時とは、かなり心のあり方が違っていた。 一度目は、とにかく絵を描くことが楽しくて楽しくてしょうがないまま、数週間があっという間に過ぎ去った。今回もほとんど毎日ギャラリ […]

コメントなし

インドの洗礼 −コルカタ

コルカタでどんな”インドの洗礼”が待ち受けているか、と相当ビクビクしていたけれど、「気安く寄って来ないで」的なオーラを、わたしはかなり発していたのかもしれない。怪しい日本語を話すインド人がいるから気をつけて、と聞いていた […]

1件のコメント

ホテルにて −ブバネーシュワル

コルカタから寝台列車で約7時間、オリッサ州の州都ブバネーシュワルにやって来た。今回、インドの旅の詳細を練り始めるまでは、名前も知らなかった街。この先さらに南に下ったプリーの方が、おそらく日本人の間では有名だ。 ここに立ち […]

コメントなし

プラスとマイナス −プリー

海辺ののどかな保養地プリー。居心地の良さで有名な日本人宿。 「旅の疲れに癒しを求めて…」というにはまだ早すぎるけれど(この時点でインドに来て一週間弱)、ホッとする風景や空間を求めてここにやって来た。 結論から言うと、前評 […]

コメントなし

インドの列車と好青年 −ハイダラバードからコーチンへ

プリーから、雨を逃れるようにハイダラバードにやって来たのに、ここでも一日中激しい雨だった。いろいろ観光しようと計画を立てていたけれど、土砂降りと汚れた都会の風景に嫌気がさして、翌日にはさっさと荷物をまとめて、コーチンへ向 […]

コメントなし

海の男たち −コーチン

コーチン観光で一番面白かったのは、チャイニーズ・フィッシング・ネット。(その昔、中国系の移民がこの漁法を伝えたため、こう呼ばれているらしい) 初日にリキシャをチャーターして観光した時は、ベスト・スポットに連れて行ってもら […]

コメントなし

バックウォーターツアー −アレッピー

南インドの水郷地帯アレッピーにやって来た。 ここに来た最大の目的、バックウォーターツアーに参加した。 網の目のように入り組んだ水路、うっそうと茂る木々、その間を器用に進んで行くカヌー。突如視界が開けて、大きな河に合流した […]

コメントなし

弟たち₋1 −アレッピー

アレッピー滞在中、インドに来て2週間めにして、はじめてひどくお腹を壊してしまった。考えてみれば、これまでの2週間よく無事に乗り切ってきたと思う。おまけになぜだか38度近い熱まで出てきて「ついにマラリア? それともデング熱 […]

コメントなし

弟たち₋2 −アレッピー

アレッピーでの滞在は、結局9日間に及んだ。 最初の3日くらいで主な見どころは全て見てしまっていたので、熱が下がってお腹が回復しはじめてからは、ゲストハウスの周辺を散歩したり、お気に入りのボート乗り場近くの水辺を見に行った […]

コメントなし

弟たち₋3 −アレッピー

アレッピーで滞在していたゲストハウスの一階のソファ。 そこが、すっかりわたしの特等席となり、かなりつたないわたしの英語で、”弟たち”と一緒に他愛もない話をして、笑い合った。 ゲストハウスの掃除と留守番を担当している一番若 […]

コメントなし

癒しの地 −ハンピ

インドの旅を計画し始めてから、一番訪れるのを楽しみにしていた土地、ハンピ。 日本ではまだそれほどメジャーではないけれど、南インドの旅経験者の間では、絶大な支持を得ている地。ハンピに行ったことがある人のブログを見ながら情報 […]

コメントなし

サキさん −ハンピ

カルヤンゲストハウスの”女将”サキさんは、ハンピに住んでいる唯一の外国人(もちろん唯一の日本人)。インド人と結婚して、もうすぐ2歳になる息子のサイ君を育てながらゲストハウスを切り盛りしている。そう聞くと、どんなに豪快パワ […]

コメントなし

カルマ −ハンピ

ハンピは文句なしに居心地の良いところだったけれど、個人的には、ずいぶんと立て続けに、ハプニングに見舞われたところでもあった。 まず最初は、ハンピで有名な川で水浴びしている象を見に行った時のこと。 これまでの約4か月間にも […]

コメントなし

旅が日常に刻み込まれていく −アレッピー

ハンピからアレッピーに戻って来て、弟たちとの共同生活が始まった。結局このホームスティ生活は、インドビザが切れるギリギリまで、一ヶ月に及んだ。 滞在中、何度も一緒に夕食を作った。ベジタブルカレー、ダルカレー、チキンカレー、 […]

コメントなし

恋愛事情 −アレッピー

アレッピーのゲストハウスに滞在中、掃除や洗濯を終えたジンスと、よく一緒にテレビを観た。 特によく観たのはインド映画。歌や踊りが満載で、まるでミュージカルのようなボリウッド映画の楽しさは今やとても有名だけれども、ここアレッ […]

コメントなし

ロンジー再び −アレッピー

ミャンマーで初めて目にして惚れ込んだロンジー(男性が身に着けているロングスカート風の腰巻)。それをここ南インドのアレッピー来て再び目にして、またしてもノックアウトされた。 南インド、というかアレッピーのあるケララ州では、 […]

コメントなし

私的インド感

“インド感”とタイトルしたけれど、”南インド感”とした方が適切かもしれない。 なぜなら約2か月のインド滞在のうち、1ヶ月半を過ごしたのが南インド。つまりインド人に対してわた […]

コメントなし

カトマンズで髪を切る(旅に出てから二度目)

カトマンズで、髪を切った。この旅に出てから二度目。 前回はタイのバンコクで、約3か月前のこと。ふだん日本では2ヶ月に一回のペースで切っているので、前回から約3ケ月間我慢したのは、我ながら上出来だと思う。 出国直前の6月末 […]

コメントなし

チップの要求

カトマンズで、2泊3日のチトワン国立公園サファリツアーに申し込んで、参加した。 このツアー自体は、事前に抱いていた期待が大きかったせいか、まぁまぁという感じだった。楽しみにしていたエレファント・ライディングも体験できたけ […]

コメントなし

ネパールの小さな村でホームスティ

カトマンズの宿で知り合ったヤムさんは、ここで働きながら大学に通っている学生だった。 12月のカトマンズは、常夏の南インドから飛んで来た身にはとても寒さがこたえ、わたしは暖房の無い自分の部屋には、寝る直前まで戻る気になれな […]

コメントなし

“Make Personality”

ヤムさんの実家を訪れた時はちょうどお祭りの時期だった。 村の人たちが広場のような所に集まって、みんなで作ったご飯を一緒に食べたり、女性たちの中には伝統的な民族衣装で着飾っている人が沢山いた。わたしもヤムさんのお母さんの衣 […]

コメントなし

エチオピアで起こったある小さな事件に関する長い話₋1

エチオピアについては色々と前評判を聞いていて、単身乗り込んで来たはいいけれど、かなりビビっていた。(ある人は「インドのお兄さんのような国」と言っていた。どんな国なんだか…) エチオピアに来たからには絶対に南部にある少数民 […]

コメントなし

エチオピアで起こったある小さな事件に関する長い話₋2

ジンカのホテルにチェックインすると、早朝からの移動続きで疲れていたせいか、すぐにうたた寝してしまった。30分ほどでハッと目覚めて、今日の夕食の時間や場所と、明日の予定や集合時間について、ドライバーのデリックと打ち合わせし […]

コメントなし

エチオピアで起こったある小さな事件に関する長い話₋3

翌日は一番楽しみにしていたムルシ族の村の訪問。けれどもわたしの心は全くワクワクしていなかった。約束の6時にホテルの受付前に行くも、デリックの姿もバンビーノの姿も無かった。わたしは今日一日のことを考えていた。「デリックはど […]

コメントなし

エチオピアで起こったある小さな事件に関する長い話₋4

翌朝9時半に関係者全員が旅行会社のオフィスに集まって今回の事の成り行きを明らかにすることになっていたので、わたしとビニは少し早めの8時にビニの部屋の前で落ち合うことになっていた。 8時にビニの部屋へ行ってノックをした。返 […]

コメントなし

大使とその友人とその家族

空港を出た途端、ムワッと蒸し暑い空気に包まれて「ついに赤道直下の国に来たんだ」と実感した。 例によってプライベートタクシーの客引きに取り囲まれたのをかき分けながら、空港ゲートの出口に向かった。ガイドブックによると、空港か […]

コメントなし

Mai 〜姉〜

翌朝「朝ごはんを食べに来て」とホテルの部屋まで呼びに来てくれた女性はマイ。昨日もカルボさんを迎えに来た車に一緒に乗って、ずっと宿探しに付き合ってくれた彼女は、カルボさんの姪の一人。カルボさんは仕事で忙しく飛び回っていて、 […]

コメントなし

Fatuma 〜妹〜

マイの妹で大学生のファトゥマは家族の食事係り。いつも美味しいご飯を作ってくれた。毎回わたしにの分を大量に盛りつけてくれるため、しばしば食べきれずに残してしまったけれど、ある日彼女がご飯を作るところを見せてもらうと、使って […]

コメントなし

親切

マラウイにて、この旅に出てから初のロスト・バゲージにあった。 呆然と立ちすくんでいたわたしに、手際よく手続きの仕方を指示した空港係員。彼が市内の中心まで行く プリペイド・タクシーを捕まえてくれたけれど、35ドルもするのに […]

コメントなし

This is Africa?

マラウイの首都リロングウェで、ロスト・バゲージにあった荷物をようやく受け取った私は、ンカタベイに移動する前に、たまった洗濯物をいっきに処理してしまおうと、宿のランドリー・サービスを利用することにした。 雨季がまだ明けきら […]

コメントなし

ナミビア三人旅

レンタカーで一週間かけて、ナミブ砂漠、ヒンバ族の村、エトーシャ国立公園を駆け巡ったナミビアの旅。わたしにとっては、日本人同士でガッツリ行動を共にしたのもこの旅で初めてのこと。 ナミビアは観光地にアクセスするための公共交通 […]

コメントなし

DUNE7 -ナミブ砂漠-

ナミビアの大西洋海岸沿いにあるデューン7という砂丘を訪れた時のこと。この砂丘は、ナミビアと言えば有名なアプリコット色ではなく、象牙色だった。 同じ日の早朝、朝陽を浴びてアプリコット色に染まったソススフレイの砂丘に散々登っ […]

コメントなし

ドミトリーでの出来事

旅の最初の頃は、他人と同じ部屋に寝泊まりするドミトリーが苦手だった。 アジアではホテルやゲストハウスの値段はそれほど高くなかったので、シングル・ルームに泊まっても、あまり大きな負担にはならなかった。ところがアフリカに来て […]

2 comments

ポニー・トレッキング

“アフリカのスイス”と呼ばれているレソト。南アフリカ共和国の中にポカリと浮かんだ小さな国。 この国で、マレアレアとセモンコンという小さな2つの村を訪れて、2回もポニー・トレッキングを体験した。 馬に乗るのは初 […]

コメントなし

バオバブ街道を行く

マダガスカルで有名なバオバブ街道。サンライズとサンセットの2回見に行くのが定番。 そこをわたしは4回も訪れた。 一度めはレンタサイクルで。 確かネットで「レンタサイクルでも2時間くらいで行ける」という情報を見かけて、軽い […]

コメントなし

プロポーズ

アフリカで、わたしは何度かプロポーズをされた。 「今さらモテ期~♪」とか浮かれている場合じゃなくって、これが時にはかなり厄介だった。 現地で出会った人とちょっと長く話す機会があって(といっても30分程度)、別に何か特別甘 […]

コメントなし

アフリカ総括

※いつにも増して長くうっとおしい文章だけれども、今の時点で思っていることをできるだけ正直に綴っておきたいので、あえてこのまま残そうと思います アフリカを出て南米に入った時、「アフリカに比べたら、ここは天国だ」と本気で思っ […]

コメントなし

ブエノスアイレスで髪を切る(旅に出てから三度目)

南米アルゼンチンのブエノスアイレスに来てから、この旅に出て3度目の髪を切った。 (1度目:バンコク、2度目:カトマンズ) 前回切ったのがネパールのカトマンズで、約2ヶ月半前のこと。ここ数年ずっとオカッパ頭を維持している身 […]

1件のコメント

真夜中のトレッキング -フィッツロイ-

パタゴニア。 恥ずかしながら「それ、どこの国の街の名前?」と聞いてしまうくらい、名前しか知らなかったわたし。(南アメリカ大陸の南緯40度付近以南の地域の総称で、アルゼンチンとチリの両国にまたがる地域) アフリカで出会った […]

コメントなし

次に続く旅

チリのパタゴニア北限あたりに位置するプコン。 当初、この小さな町に来る予定は全く無かった。というか、名前さえ知らなかった(日本人御用達のガイドブックには名前すら載っていない)。ところが、これもアフリカで知り合ったチャリダ […]

コメントなし

敗退 ビジャリカ-1

プコンに来た最大の目的は、ビジャリカ火山の登山。 雪山はおろか、まともな登山の経験すらほとんど無かったけれど、標高自体それほど高くはない山だし(2,847m)、ガイド付きで登るんだから「わたしにだって、できるはず」と意気 […]

コメントなし

再挑戦 ビジャリカ-2

本当は、ビジャリカ登山を終えた翌日には、プコンを出てサンチアゴへ行く予定だった。けれども、どうしても諦めきれない。迷ったのは一瞬のこと、「もう一回チャレンジしよう」という心はすぐに決まった。 やると決めたからには、今度こ […]

コメントなし

乾季にウユニ塩湖で鏡張りを見る

念願のウユニ塩湖の鏡張りを見たのは、5月20日の夜明け。 チリを出てボリビアに入国したのが5月17日だっただけに、正直なところ、今回鏡張りを見ることは、9割がた諦めていた。鏡張りと言えば雨季。この時期は、乾季に突入して既 […]

コメントなし

ポトシの鉱山の中で考える

世界一標高が高いボリビア南部の都市ポトシ(約4,000m)。 現在もほぼ手掘りで稼働している鉱山を坑道に入って見学できると聞いて、この街にやって来た。 早速申し込んだツアー。朝8:30に集合し、入山のために必要な装備を装 […]

コメントなし

ジレンマ

この旅を始めてから、ずっと抱えている想いがある。 どうすれば、わたしの荷物の重さは15kgを切ることができるんだろうか? 思えば迷いに迷った末、80リットルのキャリー・ケースを買った時点で、わたしの運命は決まっていたのか […]

コメントなし

ワイナポトシ登頂記-1

当初ボリビアで登山をするつもりなんて、全く無かった。 ラパスから行けるジャングル・ツアーがあると聞いて、それを探すために旅行会社を回っていたのだ。ところが運悪くストライキの時期にハマってしまい、ラパスからジャングル・ツア […]

コメントなし

ワイナポトシ登頂記-2

翌朝目覚めてから真っ先に熱を計ると、36.0度。昨晩寝る前に飲んだ解熱剤が効いたようだ。まだ胸のムカムカとお腹の方に名残があったけれど、行くことに決めた。 初日の今日は、ラパス(標高3,650m)からベース・キャンプ(標 […]

コメントなし

ワイナポトシ登頂記-3

2日目、今日はハイ・キャンプ(標高約5,200m)までの移動。 朝起きてみると、前日の膨満感は大分良くなっていて、朝ごはんもしっかりと食べることができた。(この日の朝ごはんに出されたフルーツサラダが、この登山ツアーの食事 […]

コメントなし

ワイナポトシ登頂記-4

3日目、登頂の日。夜中の0時10分に目が覚めた。予定通りだ。緊張していたから、目覚まし時計は必要なかった。 まだ誰も電気をつけず真っ暗な中、あちこちから遠慮がちに準備を始める音が聞こえてきた。 トイレに行くためにヘッドラ […]

コメントなし

ワイナポトシ登頂記-5

小屋を出てからほんの数十メートル岩場の道を歩いた後、プラスチック・ブーツにアイゼンを装着した。 ここから先は、全て雪と氷の道。 すぐに急な登りが現れた。ブーツとアイゼンが重たくて、思うように進めない。一昨日の練習で教わっ […]

コメントなし

ワイナポトシ登頂記-6

間もなく、マツノスケ君達のペアが登ってくるのが見えてきた。わたし達が登ってきたのと反対側の道だ。そこで初めて気づいた。 「あぁ、わたし達はノーマル・ルートを外して、下山ルートを登ってきたんだ…」 そう、ワイナポトシでは、 […]

コメントなし

アレキパで髪を切る(旅に出てから四度目)

この旅に出て4度目、南米で2度めのヘア・カットは、ペルーのアレキパだった。 前回のブエノスアイレス以来、約2ヶ月半経過。 本当はボリビアのラパスで、ワイナポトシ登山を終えた時点で、気持ちを切り替えるためにも、かなり切りた […]

コメントなし

スタンドバイミー in マチュピチュ

ペルー観光のハイライトと言えばマチュピチュ。 結論から言うと、わたしの中では「うん、まあ想像通りだね」という感じだった。 有名なあの角度から撮ったマチュピチュの写真を、子供の頃から山ほど見て来たからだと思う。ウユニ塩湖の […]

1件のコメント

アンデスの秘湯で旅の満一年を迎えた話-1

2014年6月末、数日前にマチュピチュ観光を終えて、わたしはペルーのクスコに居た。 去年の6月30日に日本を出てから、ちょうど一年が過ぎようとしていた。 「何かささやかなお祝いがしたいなぁ」 手っ取り早いのはちょっと贅沢 […]

コメントなし

アンデスの秘湯で旅の満一年を迎えた話-2

ここは、アンデス山脈の5,000m級の山々に囲まれたラ・ラヤ峠にほど近い小さな温泉。 普通に考えると、こんな高所で熱いお湯につかるのは、あまり身体に良いことではない。でも、既にクスコ(標高3,600m)に数日滞在していた […]

コメントなし

ピスコの苦い思い出-1

登山ブログでもないくせに、南米に来てから登山ネタが多くなってしまっているのは、さておき。 ペルーのワラスで挑戦したのはピスコ登山。結論から言うと、登頂できず。今回は、いろんな場面で少しずつ歯車が狂っていった感じで、苦い経 […]

コメントなし

ピスコの苦い思い出-2

明けた翌夜中、ガイドのファンの携帯アラームが鳴る前に目覚めたわたしは、極寒の中、寝袋をかぶったままトイレに行きたい気持ちと葛藤していた。ベースキャンプに放し飼いされた牛かロバが鼻息荒くテント近くに何度もやって来て、その度 […]

コメントなし

ピスコの苦い思い出-3

突然、ここが最高地点に決まってしまった。 頂上や周りの風景の写真を何枚か撮ったけれど、気分はどん底。 ダメ元でファンに「アルパマヨはどこ? 」「ワスカランはどこ?」と聞いてみたけれど、「あの山の向こうだから、ここからは見 […]

コメントなし

空中テラス -必要なのは小さな冒険なのか?

ワラスの山々をあとにして、トルヒーヨを経て、やって来たのはチャチャポヤス。 この小さな町の近郊で一番の見どころのクエラップ遺跡の観光を終えたわたしは、「もうそろそろペルーを出る時期かもしれないなー」と思いつつ、ドミトリー […]

コメントなし

宇宙に二番目に近い山

ピスコから下山した時、南米での登山はこれが最後だろうなぁと思ったはずなのに、エクアドルにある宇宙に一番近い山と言われたチンボラソ(6,268m)の存在を知っ時「江戸の敵を長崎でとりたい」などと妙なやる気にかられてしまって […]

コメントなし

オタバロの悲劇-1

エクアドルの最後は、有名なオタバロの土曜市を見に行こうと決めていた。 もうすっかり乗り慣れて勝手の知れた南米の長距離バス。しかも今回は2時間程度の道のりだから、楽ちん。そんな余裕たっぷりのスキをついて、悲劇はあまりにも突 […]

コメントなし

オタバロの悲劇-2

警察署を出た時には午後四時を過ぎていた。 オタバロでは宿をとっていなかったし、もう観光する気はすっかり失せていたので、ひとまずキトに戻ることにした。必要なモノを買いそろえるにしても、キトでなければ無理だ。すっかり落ち込ん […]

コメントなし

脱出-1 不幸は立て続けにやってくる

とにかく無事にキトを脱出してコロンビアに抜けたい。 それだけを願いながら、早朝、宿をチェックアウトして、長距離バスターミナルに行くための市内循環バスに乗り込んだ。平日朝の循環バスはとても混んでいて、出入り口付近にようやく […]

コメントなし

脱出-2 救いは最後にやってくる

トゥルカンのバスターミナル前にいくつかの安宿があることは事前に調べてあった。けれどもどこに入っても、レセプションでは「満室!」とすげなく断られてしまう。もう外は真っ暗で、このまま宿が見つからなかったらどうしようか…と焦り […]

コメントなし

一時帰国

エクアドルを脱出し、コロンビアに入ってから、わたしは日本への帰国を決めた。 あくまでも、一時帰国。 盗難以来、わたしの身をものすごく心配していた北海道の実家の家族はもちろん喜んでくれた。旅立つにあたって何年も住んだ東京の […]

コメントなし

一番好きな国

「今まで行った中で一番好きな国は?」 この質問、本当によくされる。旅中に出会った旅人からも、日本へ一時帰国した時に友人達からも。 この質問に答えるのは、かなり難しい。そして一つに絞るのは絶対に無理だと思う。 だからわたし […]

コメントなし

南米の治安

「南米は治安が悪い」という話は散々聞いていて、インドの時と同様に、最初にアルゼンチンに入国した頃は相当ビクビクしながら過ごしていた。いつも十分気を張っていたつもりだけど、6ヶ月近くも過ごしていると、やっぱりどこかで気を抜 […]

コメントなし

波乱の幕開け、ヨーロッパ編

2014年9月11日にコロンビアから帰国。約2ヶ月間日本に滞在した後、11月17日に成田から北京に向けて飛び立った。そこからシベリア鉄道でモスクワを目指し、いよいよ私にとって旅の第二章、”ヨーロッパ編”が始まった。 実は […]

コメントなし

北欧へ

ヨーロッパに行ったら絶対に行こうと決めていた場所がいくつかあって、その中のひとつがフィンランドのラップランド。一番の目的は人生初のオーロラを見るため、二番目の目的はサンタクロースに会うため。結論から言うと、サンタさんには […]

コメントなし

サンタクロースに会いに行く

フィンランドのロバニエミまで足を伸ばした最大の目的はオーロラを見ることだったけれど、そこまで行ったからにはサンタクロース村を外すわけにはいかない。 クリスマスも間近に迫った12月半ば。 三十路をとうに過ぎた一人旅の女がそ […]

コメントなし

バルト三国、その一番北の国

旅立つ前、バルト三国にはほとんど興味がなかっただけに、今回エストニアとリトアニアを訪れてみて、新鮮な驚きや発見が多く、特にエストニアの首都タリンに惚れ込んだ。 この旅の中で、もう何度も経験してきたことだけど、前評判や情報 […]

コメントなし

ジプシーとお金

「ジプシー」と聞いて、一般的な日本人はどういう人たちを思い浮かべるんだろうか? 少なくとも日本で生まれ育って長く暮らしている日本人にとっては、ほとんど馴染みのない存在ではないか。わたしの場合、子供の頃に好きでよく観ていた […]

コメントなし

美しき古都 クラクフから

バルト三国のリトアニアを出て次に訪れたのが、ポーランド。首都ワルシャワで数日過ごした後、旧市街が美しい古都で有名なクラクフに移動した。ここで、2014年のクリスマスと年越しを迎えた。 幸運にもロシアのサンクト=ペテルブル […]

コメントなし

芸術と、ピッツアと

2015年は、元旦から大きな楽しみがわたしを待ち受けていた。 一日の朝、ポーランドのクラクフから久しぶりに飛行機に乗ってイタリアのボローニャへ飛び、そこから列車でフィレンツェへ移動。お正月休みを利用してはるばる日本からや […]

コメントなし

イタリア男

イタリア人は世界の中でもオシャレで有名だけれど、今回わたしが訪れた北イタリアの街の中で、特にそれを感じたのがヴェローナ。 フィレンツェやヴェネチアの有名どころは、”いかにも観光客”な姿がいっぱいで、むしろ地元のイタリア人 […]

コメントなし

アルプスを越えよ

ヨーロッパに来たら必ずやりたかったことの一つ、イタリアとフランスの国境をアルプス越えすること。 なぜそんなことをやりたくなったかというと、古代カルタゴの猛将ハンニバルがローマに攻め入った時(※)通ったルートを、自分もたど […]

コメントなし

カランクを巡る

フランスに来るのは、今回が二度目。 イタリアを出た後、まずはニースへ行ってみよう、ということは決めていたのだけれど、その後のルートは全く未定。去年、ペルーのチャチャポヤスでゴクタの滝を見に行った時に知り合ったフランス人の […]

コメントなし

Welcome to France!

いつか試してみようと思っていたAirbnb。 フランスのモンペリエに行った時、初めて利用してみた。登録や予約の作業は思った以上に簡単で、ホストとの間で予約が確定すると、詳しい行き方などの連絡がくる。 モンペリエで選んだホ […]

コメントなし

フランスの小さな町で見つけたもの

フランスはニースから始まり、マルセイユ、カシ、アヴィニョン、アルル、モンペリエと南仏を巡ってきた。 モンペリエからいったんスペインのバルセロナとビルバオへ10日ほど。再びフランスに戻ってきて、今度はフランスの南東部にある […]

コメントなし

円形闘技場と水道橋

「とにかく遺跡が大好き!」というわけではないのだけれど、なぜか無性に惹かれてしまうのが、ローマ時代の円形闘技場と水道橋。半円形劇場も悪くはないけれど、わたしが特に惹かれるのは「円形闘技場」の方だ。最も有名なローマのコロッ […]

コメントなし

髪を切る!そして縮毛矯正

旅の第二弾をヨーロッパからスタートして以来、髪を切った回数 計4回。縮毛矯正1回。 ヘアカットをお願いしたのはチェコのプラハ、トルコのイスタンブール、ジョージアのトビリシ、アルメニアのエレバン。いずれも各国の首都(大都市 […]

コメントなし

アドリア海の真珠から

「魔女の宅急便」のモデルになったとも「紅の豚」のモデルになったとも言われるクロアチアのドゥブロヴニク。 ここバルカン半島では大人気の観光地で、これまでに写真でも数えきれないほど目にしてきた有名すぎるオールドタウンの風景。 […]

コメントなし

ヨーグルトの国

ここを訪れる前、わたしの周りでは、なぜか前評判があまり良くなかったブルガリア。 「どうしても行きたい!」という強い思い入れがあった訳ではなかったから、それを聞いて、行くのをやめることもできたけど、バルカン半島を南下してマ […]

コメントなし

イスタンブールでインド・ビザ!

イスタンブールでは、ひとつの大きなミッションがあった。インド・ビザを取ること。 この旅の最初の頃(2013年秋~冬にかけて)に、既に一度インドは訪れているのだけれど、その時は南インドにほぼ沈没。今回は北インドでどうしても […]

10 comments

混乱

トルコって、見所は豊富だし、ご飯は美味しいし、ヨーロッパの西側の国に比べれば物価もそこそこ安いし、誰か興味のある人から聞かれれば、もちろん「オススメだよ」と答えると思う。けれど正直に言うと、わたしにとっては複雑な思いが残 […]

コメントなし

アー ユゥ カザフスタン?

なんとなく、釈然としない気持ちのままトルコを去ってから、お隣の国ジョージアへやって来た。 最初に訪れたバトゥミは黒海に臨むリゾートとして有名な街。ビーチを前に久しぶりに浮かれた気持ちになれるかと期待して来たんだけれど、わ […]

コメントなし

オフライン・マップ

わたしにとって、諸刃の剣だったオフライン・マップ。 これ、便利なことはこの上ないのだ。特にわたしのような超のつく方向音痴にとっては。 オフライン・マップとは、インターネット環境で事前に地図データをダウンロードしておくと、 […]

コメントなし

南米の仇をインドで打つ-1

この旅の最後に、どうしてももう一度インドを訪れたかった理由 ー ラダックの名峰ストック・カングリ(6,153m)に登るため。 南米パタゴニアで突如として山に魅せられて以来、何度かチャレンジしてきた登山。 ボリビアのワイナ […]

コメントなし

南米の仇をインドで打つ-2

数日後、結局シェアする相手が見つからなかったことが幸いだった。 わたし一人でガイドを雇ってストック・カングリの頂上を目指すことが決まったので、予定よりも一日ずらして、熱中症からの回復を待って出発することにした。 比較的対 […]

2 comments

南米の仇をインドで打つ-3

23時少し前に目が覚めた時、昨晩あんなにも激しくテントを叩きつけていた雨の音は、耳をすましても聞こえてこなかった。 寒さへの抵抗と体力の節約から、23時にセットしたアラームが鳴るまでしばらくぐずぐずとテントの中で粘ってい […]

コメントなし

南米の仇をインドで打つ-4

わたし達のずっと前を登っていた人影が、こちらに近づいて来るのに気がついた。「なんで彼は下りてくるんだろう?」 実はこの夜に登頂を目指していたのはわたし達だけではなく、もう一人、チェコから来た男性がいたのだ。彼はガイドを伴 […]

コメントなし

南米の仇をインドで打つ-5

結局、登頂までに要した時間は10時間。再びアッパー・キャンプまで下山するのに、さらに6時間近くかかった。けれども、あの時のわたしの体力を考えれば無理もなかった。脚も膝もふにゃふにゃで、ほとんど力が入らず。それを嘲笑うかの […]

コメントなし

The long journey is over.

2015年8月某日19時過ぎ 成田国際空港に着陸。 最初に日本を出た日から771日、42ヶ国を周遊する旅が終わった。 一日も欠くことなく綴った日記手帳は、ちょうど十冊めを迎えていた。 旅の終わりが近づくにつれ、この旅への […]

コメントなし