ストック

1.アジア Asia

南米の仇をインドで打つ-5

結局、登頂までに要した時間は10時間。再びアッパー・キャンプまで下山するのに、さらに6時間近くかかった。けれども、あの時のわたしの体力を考えれば無理もなかった。脚も膝もふにゃふにゃで、ほとんど力が入らず。それを嘲笑うかのごとく、昼間の気温で...
2021.05.23
1.アジア Asia

南米の仇をインドで打つ-4

わたし達のずっと前を登っていた人影が、こちらに近づいて来るのに気がついた。「なんで彼は下りてくるんだろう?」 実はこの夜に登頂を目指していたのはわたし達だけではなく、もう一人、チェコから来た男性がいたのだ。彼はガイドを伴わず、わたし...
2021.05.04
1.アジア Asia

南米の仇をインドで打つ-3

23時少し前に目が覚めた時、昨晩あんなにも激しくテントを叩きつけていた雨の音は、耳をすましても聞こえてこなかった。 寒さへの抵抗と体力の節約から、23時にセットしたアラームが鳴るまでしばらくぐずぐずとテントの中で粘っていたけれど、とうとう我...
2021.05.04
1.アジア Asia

南米の仇をインドで打つ-2

数日後、結局シェアする相手が見つからなかったことが幸いだった。 わたし一人でガイドを雇ってストック・カングリの頂上を目指すことが決まったので、予定よりも一日ずらして、熱中症からの回復を待って出発することにした。 比較的対応が良かった...
2017.11.19